何をしでかすかわからないのが赤ちゃん。
低年齢で動きが活発になってくると
なんでも口に入れてしまって
ママを焦らせてしまいますね。
確率高く起こり得るのが
ソファーの下や棚の下にあった
いつのものかわからない食べ物を
食べてしまうこと…
カビが生えていることもあり、
そんなものを食べてしまったら
赤ちゃんはどうなってしまうのか…。
ここでもし食べてしまった時は、
いろいろな症状についての
紹介をしていきますので
まずは落ち着いて様子を見ていきましょう。
カビを食べた赤ちゃんはどうする？
まずは「様子を見ること」が重要です。
実は人間は日常生活を送る上で
無数のカビと共存をしています。
また食べても問題ないことが
ほとんどなのです。
赤ちゃんの場合も
まずは
何か変わった様子が出ないか
観察をしていきます。
口に入れたものを出させる
カビが生えているものは
要は「腐っているもの」です。
食べると
お腹を壊してしまうことがあるので
口の中に入れてしまったら
まずは食べ物を出しましょう。
この時に
飲んでしまったものに関しては
吐き出させるということはしないで大丈夫です。
赤ちゃんも
腐ったもので口の中が
気持ち悪いと思うので、
異物を出して
すっきりさせてあげるのが
いいですね。
お水を飲ませて様子を見る
カビを飲みこんでしまっても
実は人間の消化（胃酸）は強いので
カビのほとんどは消化されてしまいます。
食道に留まってしまわないように
水で流しこんでしまうのがいいですが、
無理にお水を飲ませたりせずに
赤ちゃんの飲みやすい
ジュースなどで
飲めるようにしてあげます。
1日は目を離さないように
カビは
食べても問題はないことが多いです。
しかし腐ったものを食べると
人間の体は防御反応で
嘔吐をすることがあります。
大人もそうですよね。
赤ちゃんが仰向けで嘔吐した場合に
嘔吐物をのどにつまらせてしまう可能性があるので
しっかり消化ができる数時間、
長くて1日は
目を離さないようにするのが大切です。
カビを食べた赤ちゃんの症状
カビを食べた症状は
基本的には
大人と同じと捉えます。
腐ったものを食べた時のことを考えると
異物を体外に出そうとする
「嘔吐、下痢」があります。
ただし赤ちゃんは
症状を伝えることができないので
体のどこかが痛い時は
泣いて訴えてくることもありますね。
なので、
様子を見るのがいいのです。
一番怖いのはカビを摂取したことによる
アレルギー反応です。
下痢、嘔吐
嘔吐や下痢は
体内に悪いものが入った時に
外に出そうとする自然な反応です。
体内に入ったカビが
しっかり消化されれば
無症状ということもありますが
体内に残っている場合は
嘔吐や下痢が起こる可能性があります。
この時、
赤ちゃんなので
市販薬を服用することは
無いでしょうが、
下痢止めや吐き気止めを
摂取してしまうと
排出するのを防いでしまって、
悪いものが
ずっと体内に
留まってしまうことになるのです。
この時は
下痢止めや吐き気止めの薬を摂取せず、
しばらくはトイレにこもったり、
横になったりで対応するといいです。
下痢や嘔吐が続く場合は
脱水が心配されるので
水分はジュースでも水でもいいので
摂取するようにします。
赤ちゃんの場合は
食べやすく水分の摂りやすい
ゼリー類もいいですよ。
機嫌の悪さ
赤ちゃんは何か不調があると
大体は泣いて訴えてきます。
下痢が続いていれば
お腹が痛いということですので
様子を見て大丈夫です。
赤ちゃんが泣いていても、
泣ける元気があるのは
元気だと安心できる
ポイントにもなります。
ひどい時は呼吸困難、すぐに救急車
カビは大体が体内に入っても
無害なものですが
怖いのは
アレルギーを持っている人の場合です。
カビに対するアレルギーがあると
摂取した場合、
体内で激しい拒否反応が
起こる場合もあります。
ひどい時には
アナフィラキシーショックを起こして
呼吸困難を起こすこともありますので、
赤ちゃんが口から泡を出したり
呼吸が変だったり、
顔色が悪かったり、
呼びかけにも反応がない場合は
すぐに救急要請をするのが1番です。
この時には意識がないからと
赤ちゃんを激しく
揺さぶらないようにして下さいね。
まとめ
基本的にはカビを食べてしまっても
赤ちゃんは大丈夫です。
可能性としては
「お腹を壊したことでの下痢、異物を吐き出す嘔吐」
があることもありますが
それは自然な反応なので
薬で止めないようにしましょう。
ひとまずは赤ちゃんの様子を1日しっかりと見ること。
赤ちゃんの様子が
明らかに変な場合、、、
「意識がない、反応がない」という時は
カビに対するアレルギーが起きている可能性があるので
すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。
目が離せない赤ちゃんのお世話は大変ですが
変なものを口に入れないように
こまめなお掃除もしておきたいですね。
