簡単にいうと
海水は塩3%ですので、
水1Lに塩30gです!
ついでに、
海水を使った美味しい料理で
プロの料理人のテクニックでもある
「海水漬け」
というものを紹介します!
海水以外の
1%や5%の食塩水も
作り方を紹介します。
海水を作って海水漬け調理法でうまみUP!
おいしい料理法の
「海水漬け」とは、
お肉を海水に近い濃度の塩水で
漬けてから焼く料理法です。
焼いた時の水分量が
海水漬けをしなかった時より
約14%も多く残してくれる
テクニックのことです。
ということは
海水漬けをしてから焼くだけで
お肉がパサパサになるのを防いでくれて
ジューシーになるんです!
人の味覚というのは
水分と一緒に味覚の成分が
舌に染み込むことで
感じられるのです。
お肉などを焼いたときに
残っている水分量が多い方が、
よりうまみなどが
感じられることがわかっています。
またなぜ
海水がいいのかというと、
塩の成分が水に溶けていることで
水分とともにまんべんなく素材の中に浸透し
ムラなく塩の成分を
いきわたらせることができるからです。
海水漬けの方法はとっても簡単で、
約1リットルの海水に
お肉を漬けておくだけなのです!
この時に風味付けの為に、
にんにく、紫蘇、昆布などを一緒に入れて
漬けておくと
さらに美味しくなりますよ。
漬けておく時間は鶏胸肉で
約2時間くらいを目安にします。
2㎝くらいの厚みのお肉で1時間で十分です。
簡単すぎて、
今ではプロの料理人だけでなく
主婦の方にまで広がり
「海水漬け」ブームになっています!
では
「海水漬け」に使う塩水って
何パーセントの濃度で
塩はどの位入れたらいいのか疑問ですね….
そこで次は
海水の作り方を詳しくレクチャーします!
海水と同じ塩分濃度の塩水とは
まずは実際の海水の中には
どのくらいの塩が
含まれているかご存知ですか?
実は
海水は調べる場所で
濃さが変わっているのです。
だいたい
3.1%〜3.8%の塩分濃度だと
言われています。
塩分濃度とは
海水に含まれる塩分の濃さを表しており、
ふつう料理などで使われる「海水」だと
塩分濃度は「3%」をさしています。
ですので、
水1リットルの場合では塩が30g必要となります。
つまり
水1リットルに対して、大さじ2杯で海水ができる
と覚えると便利ですね!
この3%の塩水は「海水漬け」以外にも、
野菜の浅漬け、ナスやゴーヤのあく抜き、
アサリの砂抜きなど、
様々な料理のシーンで出てきますので
よく使うと思います。
1%、5%などの食塩水を作るときの水と塩の量
海水以外の塩水の作り方も
ご紹介していきますね。
例えばリンゴの色止めやパスタを茹でる際には
1%の塩水がちょうど良かったりしますし、
もし生理食塩水を作る場合も
大体1%の食塩水で作るようですので
覚えておくとよいですね。
1%の塩水を作る際は、
水1リットルに対して塩は10gとなります。
もし
5%の塩水を作りたい場合は、
水1リットルに対して塩は50gとなります。
水が1リットル(1000ml)ではなく
100mlの場合は、
単純に塩の量を10分の1に置き換えてくださいね。
1%の塩水は、
水100mlに塩1gとなります。
この作り方は普段の生活で
料理などに使う為の方法ですので、
厳密にいうと
多少実際の濃度とは異なります。
おおよその目安としてご紹介しています。
もし厳密に塩水を作りたい場合は、
出来上がり量が
1リットルの1%の塩水は、
水が990g(990ml)に塩が10gとなります。
食塩水1000gに塩10g入っていれば
1%になります(10/1000=0.01=1%)
中学の数学の問題みたいですね(笑)
同様に、
出来上がり量が1リットルの5%の塩水は、
水が950gに塩50gとなります。
計算自体は単純なものとなりますが、
1%、3%、5%の塩水の作り方を知っていると
料理などで使う際に迷わなくてすみますよ!
まとめ
今回は知っているようで、
いざ作ってみようと思っても
分からないことが多い
塩水の作り方をご紹介しました!
料理のレシピなどにもたまに
「3%の食塩水を使用する」
などとあっても、
これからは慌てずに
塩水を作ることができますね。
ぜひ「海水漬け」とともに覚えて、
毎日のご飯作りに役立てくださいね。