子供の口に野菜を入れた瞬間に
まずそうな顔をして
ベェ~と
吐き出された…
笑ってしまう一方で
「野菜を食べてくれない」
という不安と
「調理の仕方がまずかったかな…」
という残念感に襲われますね。
子供の野菜を食べないというものは
多くのママを悩ませて
苦労させてくれます。
でも子供が野菜を食べないことには
ただ嫌いなのではなく、
何かしらの理由があるものです。
野菜を食べてくれない…
その理由を解決していきますので子供が
少しでも野菜を食べられるように
改善を目指していきましょう。
子供が野菜嫌いな理由は食べにくさ‼なぜかを知って嫌いを好きに⁉
離乳食始めの0歳の子供でも
普通食となった子供でも
野菜を食べない理由には
まずいだけではない理由があります。
子供の器官は
まだ未熟と言ってもいいです。
あまりにボソボソ感のあるもの、
口の中に張り付いてしまうもの、
赤ちゃんの場合は
飲み込む際にスルスルと
喉の奥に行ってしまうものは
食べにくい傾向があります。
そうなると子供は
口にあるのが食べられない異物だと
勘違いしてしまい、
ベェ~と吐き出してしまうことになるので
対策としてはトロミをつけるのが
オススメです。
片栗粉などでトロミをつけると
水分と野菜がまとまってくれて
子供も食べやすくなります。
赤ちゃんの場合は
水分によるむせ込みもあるので
なおさらトロミをつけた方がいいですね。
子供の口ってまだ小さいですよね。
子供の口のサイズに合わせるのも大事なこと。
口の中に入れて赤ちゃんは歯茎、
子供は歯で噛みくだくことができるサイズなのかを
検討していきます。
大きすぎると噛みきれなくて
出してしあうこともあります。
赤ちゃんの頃は
基本的に味はつけず、
食材の味を活かすことにはなりますが
味覚にも個人差があって
味がなければ嫌という赤ちゃんもいます。
また大きくなるにつれて
味覚に敏感になってきますので
ずっと同じ味付けというわけにもいきません。
大きくなった子供には
味付けを変えてみて
少し濃くしたりして
一口ごとに様子を見るのがいいですね。
全部食べてくれるなら
味付けに問題はないと言えます。
味の好みにも個人差は生じてくるので
子供が「辛いものが好きなのか?」
「それとも甘いものなのか」ということを
親も様子を見て知っておくようにします。
甘いものが好きなら多少は砂糖を入れて甘めに、
辛いものなら醤油を使って
少し味をつけてもいいです。
子供は特に
苦味を敏感に感じ取れるとも言われています。
なので子供が口に入れたものが
「苦い、辛い」
ということで食べないなら
改善の余地がありますね。
子供の野菜嫌いはいつから⁉野菜を食べなくなった時期別ランキング!
子供の野菜嫌いは赤ちゃんの頃から
続いていくこともありますが、
一体どのタイミングで野菜を嫌うようになるのでしょうか。
どういうパターンが多いのか
年代別に紹介をしていきます。
・0歳…口に入れるもの全てが初めての時期。口のサイズに合わない、
飲み込みがしづらい、
固くて口の中でつぶすことできないなどで
食べてくれないことがあります。
ただ赤ちゃんの頃は何を入れても食べてくれないこともあり、
時間が経てば食べてくれることもあるので
日を改めて離乳食の練習を開始してもいいですね。
なかなか離乳食を食べてくれない赤ちゃんには
ベビーフードをあげてみるのもオススメ。
市販のものは赤ちゃんが食べやすいジャストな味付け、
形で作られているので
ママが作ってくれたものより
食べやすいこともあるのです。
・1歳…離乳食も完了し、ほとんどのものが大人と同じように
食べられるようになりますね。
でも大人と同じ味付けや形では
まだ食べにくいこともありますので
薄味は続けた方がいいです。
なんでも食べられるようになるので
市販のお菓子類もなんでも食べます…
ということは舌がだんだんと
超えてくるということ。
なので味が薄い、
食感が嫌い、
というものは
赤ちゃんの頃よりも残すようになってきます。
・2歳…だんだんと好き嫌いもはっきりしてきますね。
イヤイヤ期でもあるので気分的になんとなく
「イヤ」と言って食べ物をつっぱねることも
あります。
なので食べなくても、
ママは気楽に構えることが一番な時期です。
ただ本人の希望も聞けるようになってくるので
何が食べたいのかリクエストに応えてあげると
希望のものは良い勢いで食べてくれることもあります。
・3歳…すっかり自分の思いを伝えられるようになる時期ですね。
好き嫌いもはっきりしてくるので
嫌いなものがあったら本人に
「なんで食べたくないの?」と
理由を聞いてみるとその理由がわかったり、
意外な事実が発覚したりもします。
私の子供の場合、保育園に行っていて
給食のスープはしっかり食べてくるのに
家では食べようとしません。なぜか聞いてみると
「おいしくないから」とハッキリ言われてしまいました。
保育園でどんなスープの味付けなのか…知ることは難しい
ですが本人の希望を聞きながら日々、
口に合うスープ作りを目指しています。
まとめ
子供の野菜嫌いには手を焼きますが、
気づけばいつの間にか食べられるようになっており、
成長を感じるものです。
とりあえず食べてくれない時は
味や形を変えてみる、何かにこっそりと
入れてみるということを試し、
それでもダメな時はあきらめることも大事です。
野菜嫌いとは気楽に付き合っていくようにし、
とにかく家族との食事を楽しむようにするのもいいですよ。