日焼け止めや化粧品は送れる物と確認していても
送り状の伝票手続きがダメだと戻ってきます!
英語の送り状をちゃんと書かないといけないのです。
海外にいるお友達や知り合いに
日本の化粧品を送ってほしいと頼まれ送ったのに
化粧品が戻ってきた!
送る前にこの化粧品は送れない等で
運送業者に受け取ってもらえなかった!
そんなトラブルが増えてきています。
事前に、
どのように送り状を書けばいいのか、
どのようなものが送れないのか、
知っておくとこのようなトラブルは避けられますよね。
今回は海外に化粧品を送る時によく使う、
EMSや国際郵便について
必要な知識をいくつかお伝えしていきます!
日焼け止めや化粧品をEMSで送れるの?国際郵便の送り方!
ここ最近、日本国内でも
海外の方がデパートやドラッグストアで化粧品を爆買いしているというニュースを
耳にしたことはありますよね。
日本製の化粧品の品質の高さは、
今や海外から大変評価されていているのです。
ですので、海外から旅行で来られた人たちは
お土産などにも化粧品を選ばれるケースが多いようです!
海外にいるお友達や知り合いに
日本の化粧品を送ってほしいと頼まれるケースもよくあります。
そんな時はEMSを使って海外へ送ります。
海外に荷物を送ったことのない方もいらっしゃると思いますので、
まずEMSとは何かについてご説明していきますね。
EMSとは「Express Mail Service」の頭文字をとったもので、
日本語にすると「国際スピード郵便」と訳されていて、
日本郵便で行っている国際航空便の一種のサービスとなります。
書類や30kgまでの物を海外に送ることができ、
世界中の多くの地域に迅速に(数日~1週間)配達することが出来ます。
このEMSは国際郵便の中でも最優先に配達され、
配達状況の確認が可能なことと、
損害賠償制度がありますので安心して荷物を送ることが出来るのです。
300gまでの荷物でしたら日本からアジアの国には900円で送ることができ、
北米や中米には1100円で送れるなど早くて比較的お手頃な料金となります。
これから海外に化粧品などを送りたい人には一番おすすめできる方法ですが、
最近国際航空便での決まりが厳しくなり、
化粧品の一部の成分によって受け付けてもらえないことが出てきているようです。
では化粧品の種類の中で国際航空便で送れないものをいくつか挙げていきます。
・ヘアスプレーなどのスプレー缶
・香水
・マニキュア
・ヘアトニック
・日焼け止め
主に、アルコールなどの成分が高濃度で入っている品目が多いのがわかりますね。
アルコールは「引火性液体」といって、
航空法関連法規により「航空危険物」として扱われ、
送ることが出来ないのです。
他にも飛行機内や空港内での安全を脅かす恐れのあるものが
「航空危険物」とされています。
ところで日焼け止めって、
アルコールがそんなに入っているの?
とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
規定では日焼け止めの成分の中でアルコールが24%以下の物であれば
送っても大丈夫になっています。
しかし、日焼け止めのアルコール度数は
表示さてれいるものより多く入っていることが多く、
送るときに注意が必要な化粧品となっているのです。
ほとんどのパッケージにはアルコール度数などの記載はないですので、
直接メーカーなどに問い合わせると確実ですし、
なかにはアルコールフリーの日焼け止めもありますので
そちらを送ることならできますよ!
日焼け止めの英語は?化粧品は何て書く?EMS(国際スピード郵便)の送り方
次に、実際EMSで化粧品を送る場合は
どのように伝票を書いたりすればいいのでしょうか?
伝票には2種類あり、書類を送る時のものと物品を送る時のものとがあります。
ここでは物品を送る時の物で説明していきますが、
書類を送る時の伝票の方が記入は簡単です。
物品を送る場合の伝票に記入する欄は3か所あります。
・差出人
・受取人
・内容品の詳細
それぞれに記入するだけなのですが、
注意するのは「内容品の詳細」を記入するときです。
ここでは内容品の品名だけでなく、
個数とそれぞれの重量と値段を記入するようになっています。
自分で購入したものでしたら金額は覚えているかもしれないですが、
そうでない場合事前に知っておく必要があります。
また、重量に関しても化粧品とお菓子を送った場合、
化粧品の重量とお菓子の重量をそれぞれ記入する必要があるので、
こちらも事前に測って記入できるようにしておきましょう。
また、内容品の品名を記入するときは英語で記入することとなりますので、
送る品目の英語名も知っておく必要があります。
「化粧品」なら「Cosmetics」とだけ書くのでは、
中身が分からないとのことで、
荷物が届かないこともありますので、
詳しく「化粧水」なら「Lotion」などと記入しましょう。
先ほど、アルコール度数が低い物やアルコールフリーの
日焼け止めなら送れるとありましたが、
その際に「日焼け止め」「Sunscreen」とだけ記入するのでは
受け入れてもらえません。
必ずアルコール度数が低いものやアルコールフリーだと伝えられる
・Sunscreen Alcohol free
・Sunscreen Low alcohol concentration
などと詳しく記入して下さいね。
これは日焼け止めだけでなく他の化粧品にも当てはまりますので、
送る前に一度確認しておくとよいですよ。
また、
個人間で物品を送る場合必ず始めに
「Personal Use」
を必ず記入するようにしましょう。
まとめ
国際郵便となると難しくてハードルが高いイメージでしたが、
実際は送れる物を事前に確認しておくと
実際は簡単に送ることができますよ。
これから海外に化粧品などを送りたいと思っておられる方には
ぜひ参考にしてもらい、
安全に確実に届くように送ってあげたいものです。