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カビキラーとカビハイターの違いは?メリット、デメリットなど

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暮らし

「カビキラー」と「カビハイター」
違いがよく分かりませんよね!?

カビ取り剤は似たような商品が多くて、
どれが良いのか分からない!
そんな人も多いのではないでしょうか?

 

カビはどんどん増えていくので
まとめてカビを取ろうとしても、
なかなか深く根付いたカビは
落とせませんよね。

お風呂やキッチンなど
水回りはカビが生えやすいので、
小まめに掃除してないといけません。

そんなとき、
どれがよいのか?

今回は、
このカビキラーとカビハイターの違いや
メリット、デメリット、
またそれぞれの使い方や放置時間なども解説していきます!

 

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カビキラーとカビハイターの違い

 

まずカビキラーとカビハイターがどう違うのか?

一番知りたいところですよね?

メーカーは
カビキラーがジョンソン
カビハイターが花王です。

そうです、
メーカーが違っています!

でも、中身の成分のほとんどは同じなのです。

 

初めに両方の成分から見て行きましょう!

まず成分は
ほとんど同じものが配合されていますが、
違うところもあります。

最初に同じ成分から見てみましょう。

カビキラーの成分とカビハイターの成分の同じところ

・液性:アルカリ性
・溶剤:水 
・酸化剤:次亜塩素酸
・アルカリ剤:水酸化ナトリウム 
・界面活性剤:アルキルアミンオキシド
・香料:香料

カビキラーの成分とカビハイターの成分の異なるところ

・界面活性剤:アルキルスルホン酸ナトリウム「カビキラー」
      :アルキル硫酸エステルナトリウム「カビキラー」
      :純石けん分(脂肪酸ナトリウム)「カビハイター」
      :直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム「カビハイター」
・泡調製剤:ポリエチレングリコール硫酸エステルナトリウム「カビハイター」

2つの共通点は、
「塩素系タイプ」であるということですね。

使用上の注意としては、
酸性(酢やアルコール類)の薬品とは絶対に混ぜないことです。

混ぜでしまうと高度な毒性を持つ
「塩素ガス」が発生し、
過去には混ぜてしまったために
このガスを吸い込んで死亡した人もいます。

サラッと書きましたが、
本当に怖いですので十分注意してくださいね。

カビキラーとカビハイターのメリット・デメリット

カビキラーとカビハイターの成分を見て分かったと思いますが、
成分は殆ど同じです。

どちらも「塩素系漂白剤」であるということ以外、
違いはないのです。

しかも原料が「石油」からできている合成洗剤です。

「キッチン用」とか「浴室用」、
「窓ガラス用」など、
用途に応じて使い分けている人もいるでしょうが、
元をたどればすべて洗剤であるということ。

表の表示で判断しないで、
裏の成分表示などを見てみてください。

カビキラーもカビハイターも、
どちらも塩素系漂白剤です。

従って使い分ける必要はなく、
どれか一つで十分であるということです。

ですから、
メリット・デメリットがあるとすれば、
成分がどうとかいうことではく、
メリットは洗剤なので
どれでもすべての掃除に使えるということ。

そしてデメリットがあるとすれば、
「〇〇用」という言葉に
踊らされているということでしょうか?

「キッチン用」はキッチンでしか使えない、
効果がない。

「トイレ用」はトイレにしか効果がないなどと
思わせられているということです。

そうしないとたくさん作っても
売れないですからね。

そういっても
「いや!絶対用途別はある!」という人もいるでしょうが、
そう思う人はそのままでいいです。

それが自分にとっての正解であれば、
それでいいのです。

 

あとは、
泡タイプが汚れに密着しやすいとか
液体は液だれするから嫌だとか
そういう細かいメリット・デメリットは
使う人によってそれぞれ違いますからね。

ある人にとってはメリットでも、
ある人にとってはデメリットであったりするので、
そこは何とも言えません。

 

 

カビキラーとカビハイターの使い方や放置時間

カビキラーとカビハイターは、
殆ど成分が似通っているため使い方も同じ部分はあります。

カビキラーとカビハイターの使い方は以下の通りです。

使い方と放置時間

・「使用時に用意するもの」
◎マスク  ◎ゴム手袋  ◎ゴーグル
カビキラーは、
カビ汚れに対して15㎝ほど離してスプレーします。

カビハイターは、
カビ汚れから10㎝離してスプレーしてください。

放置する時間は、
汚れが酷い場合は数十分ほど置いて
その後水で十分に洗い流します。

よりカビ汚れを効率よく落とす場合は、
スプレーしたあとキッチンペーパーなどでスプレーした部分を覆い、
その上からラップで塗布します。

そうすることによって、
液だれと乾燥を防ぐことが出来ます。

 

その間に他の場所の掃除をするなどして
よく放置してください。

プロのお掃除屋さんでも
よくこの方法が使われています。

高いところに使用する場合は、
直接スプレーすると霧状の液体が
目に掛かったりして危険です。

スポンジなどにカビ取り洗剤を含ませて
塗布するようにします。

 

・使用時に注意する点

◎カビ剤を使う前に窓を開けるなどして充分な換気をする。
◎カビ剤のスプレーなどは、目線より高い位置にスプレーしない。
◎幼児やお年寄りの手の届かないところに保管する。

 

人体において注意する点

◎カビ剤が目に入った場合
決してこすらず流水で15分よく洗い流してください。
その後、
特に目に痛みがなくても必ず眼科を受診してください。
放置すると失明の恐れもあります。

◎誤飲してしまった場合
まず、吐く・吐かせるのはやめましょう。
無理やり吐くのは良くありません。
それより牛乳か水をコップで1~2杯飲んで、病院を受診しましょう。
吐くのがダメな理由は、
吐いたものが器官に入ったりすると窒息する恐れもありますし、
誤嚥性肺炎を引き起こす要因にもなりますので吐くのは返って危険です。
病院に行く時は、
誤飲した薬品を持って行って医師に見て貰ってください。

◎カビ剤を使う時の心得
カビ剤を使用している時は、
換気をしていても長時間その場で作業していると
どうしても匂いやガスが溜まりがちです。
適度にその場を離れて外の空気を吸うなどして、
長時間籠らないようにしましょう。

 

「温度」と「湿度」で防カビ対策!

カビや雑菌が発生する原因は、
温度と湿度に密接な関係があります。

温度が高くて暖かい場所、
さらに湿度が高くジメジメした場所などに発生します。

お家の中でこのような場所というと
やはり「浴室」ですよね?

もちろんキッチンでもこのような環境が整うと発生しますが、
浴室はよりカビや雑菌にとって
発生、繁殖しやすい環境と言えます。

加えて石鹸カスやシャンプー、リンスなどのヌメリ、
人間の皮脂汚れなどがカビや雑菌たちにとっては
得も言われぬご馳走になるのです。

正にカビや雑菌にとって浴室は、
ディズニーランド?パラダイスです(笑)

掃除が行き届いてないと、
もう連日飲めや歌えの大騒ぎじゃないでしょう(笑)

浴室の防カビ対策は入浴後にあり!

カビや雑菌にこのような宴会をさせないためにも、
浴室は使用後の防カビ対策は必至です。

お風呂で身体を洗ったあとは、
お風呂場の掃除です。

温かい浴室なら寒くないので作業しやすいですよね?

天井から始めて壁、
床までスポンジなどでよくヌメリを取るように洗います。

洗い流す時はお湯ではなく「水」で洗い流します。

そうすることによって浴室の温度が下がり、
湿度も下がります。

お風呂から出る時に、
窓を開けるなどして浴室を乾燥させるようにしましょう。

換気扇機能が付いている場合は、
1時間ほど換気扇を点けてよく乾燥させます。

ご家族で住んでいる場合は、
最後のお風呂に入る人がこの作業をすると
翌日はお湯を張るだけで良いので楽ですよ。

冬場など、
お掃除している間に身体が冷える場合もありますよね。

そういうときは、
掃除したあと水で洗い流す前に
湯船にもう一度入ってよく身体を温めてから、
出る時に水で浴室全体を洗い流して温度を下げ、
素早く出て着替えましょう。

最後に入る人にはちょっと忙しいですけど、
毎日入浴したあとに掃除しておくと
カビの発生を防げますし、
年末の大掃除の時でも楽に済ませられますよ。

それにお風呂を使用したあとの方が、
ヌメリなどは取れやすいですから
絶好のお掃除タイムになります。

ここを逃す手はありません!

ちなみに私はお風呂はいつも最後に入って、
出る前に浴室を徹底的に掃除して出ます。

翌日のお風呂はもう綺麗になっているので、
お湯を張るだけですから楽ですよ。

 

まとめ

カビの発生や繁殖原因を知っておくと、
そうならないようにすれば良いだけなので
難しく考える必要はありません。

キッチンやお風呂場の掃除が億劫になるのは、
使った後の掃除ができていないからだと私は考えます。

キッチンなどは料理している時に、
例えば煮ている間に洗えるところは洗う。

片づけられるところは片付けるということをしながらやると、
料理も掃除も効率よくすませられますよね?

どこか一ヶ所でも掃除するように心掛けてみるといいかもしれませんね。