水仙の毒!触るのは大丈夫?毒の場所や扱い方はどうすればよい?

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水仙は綺麗な花ですが、
有毒植物の部類に入ります。

綺麗な花なのに
一体どこに毒があるのでしょう?

 

まっすぐな葉に白い花びらで
しっかりと咲いている「水仙」の花。

見た目はシンプルですが、
とても上品で綺麗な花です。

 

有毒植物である水仙の花について
その毒がどこにあるのか?
触っても大丈夫なのか?
どう扱えば良いのか?
など紹介します!

水仙の毒はどこにある?

 

有毒植物と云われる花は、
水仙だけでなくすべての植物には毒があるのです。

水仙はその中の1種に過ぎません。

水仙の毒とは?

「リコリン」と呼ばれる「アルカロイド」
という毒の1種です。

そのリコリンが水仙のどこにあるのか?

実は全草です。

つまり、
根から葉、茎、花すべてに毒があります!

中でも球根の部分に
多く含まれています。

 

水仙は、
ヒガンバナ科の植物で
「曼殊沙華」という名でも有名な
彼岸花も同じ有毒植物です。

そして全草に毒があります!

毒性が強い球根の部分は、
食中毒や皮膚炎なども引き起こします。

 

水仙の食中毒

花なのに食中毒なんてと思いますが、
実は水仙の葉の部分は
ニラによく似ています。

レバニラ炒めなどで使うあのニラですね。

実際は、
水仙の葉のほうが
ニラに比べると少し厚みがあって
ピンと伸びています。

よく見ると分かると思うのですが、
形状がほとんど同じなので
パッと見た目では花がなければ
ニラと間違えることも多いのです。

実際に、
水仙の葉をニラと間違えて持ち帰り
家で調理して食べて
食中毒を起こした実例もあります。

水仙の咲く場所

実はこうした事故は、
ニラに似ているからだけではなく
水仙が咲く場所にも関係しています。

水仙って秋口になると
土手の周りや河原、
田んぼや墓地にも咲いています。

こうした場所は、
普段私たちもよく行く場所ですよね?

それだけに近所に一杯咲いてるということで、
それほど危険なものに
感じないせいもありますね。

水仙はニラに間違えられるほかにも、
「ノビル」や「タマネギ」にも
間違われることがあります。

タマネギは、
水仙の根っこの部分で
そこに実際のタマネギよりは
凄く小ぶりですが、
これがタマネギの赤ちゃんと
間違えられるのです。

ノビルは、
このタマネギに間違われる小さい球根に
茎が伸びていて、
この形状がノビルにそっくりなのです。

パッと見でも
素人には判断が難しいと思います。

これを食べて食中毒を起こした事故が
過去に40件以上あります。
(厚生労働省が平成19年~28年の10年間で
確認したデータです)

水仙による食中毒になったら?

水仙を誤って食べてしまったり
誤飲してしまったら、
ただちに病院に行ってください。

身体に現れる症状としては、
次のような症状があります。

・気分が悪くなる
 大体、食後30分以内と割と短い時間で
 症状が現れます。
・吐き気
・下痢
・発汗

ごく少量であれば、
このくらいの症状で約3時間ほどで
落ち着いてくることもありますが、
だからといって
家で3時間横になっていればいい
というものではありませんので、
ただちに病院で受診してください。

その3時間で
症状が酷くなる可能性もあるので、
侮ってはいけません。

また、
大量に摂取してしまった場合は、
上記の症状の他にこんな症状もあります。

・神経麻痺
・昏睡状態

とても危険な状態になります。

このまま死に至ることもあります。

ですから、
食べた後「なんか吐き気がする」
と思った段階で
病院に行くことをおすすめします。

 

水仙の毒はどう扱えば良い?

そこらへんにいっぱい咲いてるというような
身近な植物だけに事故も多いのですね。

水仙の毒、気を付けること

水仙に毒があることを知った上で、
その扱い方には十分な注意が必要です。

季節が秋を迎えると山に山菜採りに行ったり、
普段から家庭菜園を楽しむ人などは
特に気を付けてほしい点があります。

 

「山菜採りに行く人」には、
以下の点を守ってください。

◆自分で植えていない植物は「採らない」
◆自分で植えていない植物は「食べない」
◆自分で植えていない植物は「人に配らない」
◆自分で植えていない植物は「もらわない」

とはいえ、
「それじゃ山菜採りできないじゃない!」
と思いますよね?

これは、
一人で山に行ったときに
たまたま見付けた山菜の場合や
山菜の詳しい知識をお持ちでない人は、
この考えを持っていただければ
ということです。

ですから、
山菜採りに行く場合は必ず山菜に詳しい人と
一緒に行くようにしましょう。

できれば専門家の人がいれば尚良いですが、
山の所有者が分かれば
その方にガイドをお願いするとか、
そうしたツアーに参加するほうが
もっと安全でしょう。

 

 

「家庭菜園でニラや植物を植えている人」は、
以下の点を守りましょう。

◆ニラと水仙は同じ場所に植えない
◆花壇を別に作って離して植える
◆自分の庭で作ったものは
 人にあげない・配らない
◆人が作ったものは貰わない

自分の庭で作っていて、
どれが食べるもので
どれが植物か分かっていても
同じような場所に植えていると、
形状や匂いが似ているので
うっかり水仙のほうを取って
食べてしまうということも考えられます。

 

特に水仙の葉は、
その形状がニラに似ているばかりか
匂いもニラのような匂いがします。

ですから、
食べるものと花壇を別に作って
離して育てるようにしましょう。

 

自分の見立てを過信せずに、
じっくり見比べたり匂いを確かめたりしながら
わからなくなったら、
それはもう絶対に口にしないことです。

分からないものを口に入れるほど
怖いことはないですからね。

また人がくれるというものでも、
それが食べても大丈夫と
はっきりしているなら良いかも知れませんが、
その場合でも
やはりじっくり見比べたり匂いを確認して
よく吟味することが大事です。

水仙の毒の強さと触った場合の対応

水仙の毒の成分

水仙の毒の強さはかなり高度です。

水仙が含む主な成分は、
「リコリン」「ガランタミン」
「タゼチン」「シュウ酸カルシウム」
になります。

潜伏期間と現れる症状

水仙の毒を野菜と間違えて食べたり
誤飲したりした場合は、
食べてから30分以内で
嘔吐や下痢といった症状が現れ、
頭痛や発汗などの症状も伴います。

摂取した量が多かったりすると
最悪の場合昏睡状態に陥ります。

 

水仙の人体への致死量

水仙でこれらの有毒な成分を
人体が摂取した場合の致死量は、
毒性の強い球根の部分で
600個以上(約10g)になります。

このような症状が現れたときは、
できれば嘔吐物や食べたものを持って
病院に行ってください。

それらを見せることによって、
医者が適切な治療法を施すことができます。

水仙を触った場合

水仙は素手では触らないほうが良いですね。

水仙には水溶性の
「シュウ酸カルシウム」
という成分が含まれています。

シュウ酸というのは
野菜類やお茶類にも含まれているのですが、
これが水仙のような植物である場合は、
「皮膚のかぶれ」を起こします。

 

皮膚のかぶれは、
正しくは「接触性皮膚炎=かぶれ」
といいます。

素手で触れてしまうと
皮膚にかゆみが伴い、
発疹が出ます。

植物に触る場合は、
キッチンで使うようなビニール製の手袋などを
はめるようにしましょう。

軍手でも良いですが、
軍手の場合は生地の網目から
水仙の汁などが染み込んだりすることも
考えられますので、
布製ではないほうが良いです。

汁でもかぶれます。

 

水仙の毒は動物にも危険

水仙の持つ有毒成分が人体に及ぼす影響は、
1つ間違えれば死に直面することにもなるので
注意が必要です。

しかしこれは、
人間だけに限ったことではありません。

犬や猫などペットにも同様の影響があります。

朝のペットを連れての散歩中に
道に生えた植物を食べても、
食中毒を起こす場合があります。

犬や猫は草を食べる習性もありますので、
植物が多く生えている場所には
あまり行かないように
散歩コースも一度見直してみてくださいね。

 

また、
猫などは犬のように外をお散歩することは
あまりないと思いますが、
それでも庭先に少し出たりしたときに、
草を食べたりしないように注意してください。

 

また室内においても
水仙の花などを飾っていたりするときも、
猫が行きそうな場所には
置かないようにしないといけません。

万が一食べても人間や動物の場合、
健康な身体であれば
すぐに嘔吐などで吐き出されますので
あまり大事に至ることは少ないですが、
それでも食べた量によっては嘔吐しても
十分に毒が抜けきらないこともありますので
注意は必要です。

心不全などを起こすこともありますので
注意が必要です。

いずれにせよ、
吐くなどの症状が見られた場合は
すぐに嘔吐物や食べたもの、
食べたと思われるものを持って
病院へ行ってくださいね。

まとめ

綺麗に見えても植物のほとんどは
有毒であるということを
覚えておきたいですね。

そして
安易に自己判断で食べたり
触ったりしないこと。

誤って食べたり誤飲して、
中毒症状を起こす事故は
夏や秋口などがもっとも多いです。

山菜や植物を育てたりする場合は、
それに詳しい人にしっかり教わるなどして
間違いのないようにしましょう。

間違ってもYouTubeなどでちょっと見ただけの
浅知恵で摂取しないようにしてくださいね。

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