潮干狩りでゲットしたあさりやはまぐり。
できれば新鮮なうちに家まで届け、
食中毒などお腹を壊すことがないように
安全に食べたいですよね。
生ものなので、
繊細な方はそのお店で購入をしたものよりも
鮮度は心配になるところだと思います。
そこで潮干狩りでゲットした貝類を
腐らせないように安全に持ち帰る方法と、
潮干狩りで取れる貝の種類、
その調理法を紹介していきます。
新鮮なまま持ち帰りたい!潮干狩りの貝がヌルヌルしない持ち帰り方!
食品ってお店などで購入すると
なんとなく「安全」という気がしますよね。
私も同じで自然で手に入れた物は
「お腹壊さないかな~」とちょっと
気になってしまいます。
また貝類はヌルヌルしている場合があり、
発見した段階で「腐ったかな!?」
と思ってしまうこともあります。
でもあのヌルヌル、
実は大丈夫だったりするのです。
貝がヌルヌルすることは習性
貝類はたまに粘着性の物質を出していることがあります。
これは貝が海の中で波に乗るために
出しているものだと言われています。
単体では乗りづらい波にも、
ヌルヌルを出して自分の面積を増やして
波に乗りやすくしているんですね。
貝にとってヌルヌルのサーフボードみたいなものと思えばいいと思います。
なので貝類がヌルヌルを出していると思ったら
腐ったと心配することはありません。
貝類の習性なのでヌルヌルしていると気づいたら
水で流してあげるようにします。
ただこの時、
ヌルヌルしていて悪臭がするなと思ったら要注意。
それは本当に腐っています。
貝は腐ってしまった時は
貝が閉じたまま開かない、
刺激を与えても閉じない、
悪臭がするといったことが挙げられるので
ヌルヌル+悪臭がある場合は
お腹を壊してしまうので食べないで下さいね。
腐らないようにするには持ち帰り方が大事
潮干狩りで取った貝はまだ生きている状態なので
新鮮なまま持って帰るにはその方法が大切です。
貝類の持ち帰りの基本は
「乾燥させない、高温低温にし過ぎない、酸素を与える」
という感じになります。
一番手軽な方法は1~2時間で家に着くなら
ビニール袋に入れ、海水は入れずに持って帰る方法です。
ビニールに入れているので乾燥を避け、
海水を入れないことで
貝を閉じている状態なので
中身を傷つけないで持ち帰れます。
また春の潮干狩りシーズンなら、
よほどのことがなければ
常温でも問題ないでしょう。
基本は15~20度前後の基本が目安となります。
あと貝類は生きているので生きるには酸素が必要となります。
ビニールを使用した際は完全に口をしばることなく、
軽く開けておくようにします。
この方法なら簡単にでき、
腐ってヌルヌルしてしまうのを防げますね。
また持ち帰る前には真水で洗い、
貝の表面についた汚れや菌を洗いながす
ようにしましょう。
潮干狩りで取れる貝には何がある?人気の調理方法
潮干狩りで取れるのはあさりやはまぐりだけではありません。
食べられない残念なものもいますが
食べられるものも結構いるんですよ。
今回は食べられるものを紹介していきます。
定番のあさり
潮干狩りであさりは外せませんね。
初心者でも簡単に取りやすいので潮干狩りに行けば
ほぼ取れると思います。
和食でも洋食でも活躍ができ、手軽に酒蒸しにしても
お味噌汁にしてもいいですね。
私が気に入っているのはあさりでダシを取ったうどんです。
あさりはダシで使用しても旨味が凝縮されているので
おいしく食べられる上、ミネラルも豊富。
女性のお肌も整えてくれますよ。
下記のレシピを参考にさせて頂き、
おいしくいただきましたのでぜひお試しください。
フライパンでできるパエリアも試したい思う一品です。
あさりダシうどん
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1560009636/
あさりパエリア
https://recipe.kirin.co.jp/b00027.html
見つかれば嬉しいはまぐり
潮干狩りではまぐりは実はレアキャラです。
大きめのはまぐりが見つかれば大ラッキーとも言えます。
あさり目的で潮干狩りをしていたら
「大はまぐりゲット」なんていう方もいますね。
子供がいる家庭ではぜひ宝探し目的で
子供達に探してもらうといいと思います。
そんなはまぐりはあさりよりも身が大きめなので
炒めものやシチューの具としても人気です。
またひなまつりシーズン
はお吸い物として使われています。
はまぐりのお吸い物
https://cookpad.com/recipe/3699642
細長い貝、マテ貝
お茶みたいな名前ですが立派に貝です。
10センチほどの大きさで
アスパラガスのような細長い体長をしています。
見た目は「食べられるの?」
と思いますが、ちゃんと食べられます。
私は簡単に醤油焼きで食べたことがありますが
細長いあさりみたいな味わいだと思いました。
お酒のつまみとして選ぶ方も多い食材で、
バターとの相性が抜群。
バターやガーリックと合わせての調理がオススメです。
マテ貝、ガーリックバター焼き
https://cookpad.com/recipe/3842121
食べ応え抜群、ホンビノス貝
すごい名前ですが日本の在来種ではなく
アメリカからの外来種です。
体長は10センチ前後と大きいもので
手のひらサイズになることも。
千葉県船橋市の三番瀬というスポットが
よく取れると有名です。
体長が大きいので見つけたら食べ応えはいいでしょうね。
そんなホンビノス貝はバター焼き、
酒蒸しなどが定番ですが
私が気になったレシピはトマトソースのオーブン焼き。
レシピでの個数は12こですが
絶対に食べ応えはありそうな一品ですね。
ホンビノス貝、トマトソースオーブン焼き
https://cookpad.com/recipe/4707818
まとめ
潮干狩りでせっかく手に入れた貝は
腐らせないように持ち帰り、
たくさんの調理法で
おいしくいただきたいですね。
貝のヌルヌルは悪臭がしなければ
大丈夫なのでヌルヌルしていたら
優しく洗ってあげて下さい。
また色々な種類の貝が潮干狩りで取れるので
あさり以外もぜひ目指してみて下さいね。
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