梅雨の時期や夏の暑い時期になると、
生ゴミの臭いが気になるようになります。
いつの間にかコバエが発生していたりして、不快な想いをしますよね?
外から帰って来た時、
部屋に生ゴミの臭いが充満していたら気持ち悪くなりそうです。
特に、
ワンルームマンションなどはキッチンと部屋が近かったり、
もうほぼ部屋と一体化してるような造りだと嫌な臭いはすぐ充満してしまいますよね?
来客があった時にこの臭いで顔をしかめられたらと思うと、
溜まったもんじゃありません。
そこで今回は、生ゴミ臭が部屋に充満した時の、
臭いを消す方法と発生させない方法について、解説していきます!
生ゴミ臭を消す方法
《水分を切る》
生ゴミの臭いは調理をした時の食材の皮や殻、油やタレなどの腐敗臭です。
いろいろなものが混ざった臭いなので、腐るとアンモニアのような強烈な臭いがします。
捨てる時は、
生ゴミの水気をしっかり切ることが大事です。
私などは食器洗いを済ませた後、
排水溝の生ゴミが溜まったネット袋を水道の管に結んで吊るしておいて、
その間にキッチンの掃除をします。
コンロやシンクを一通り磨いたり拭いたりしてる間に生ゴミの水気が、
結構しっかり切れていますよ。
《新聞紙で包む》
水気を切った生ゴミは、
3枚くらい重ねた新聞紙で包んでビニール袋に入れて捨てます。
できればそのビニール袋も3重くらいにして捨てると、
生ゴミの臭いや水気が出にくくなります。
《重曹を振り掛ける》
生ゴミをすぐに捨てられない時は、
生ゴミに重曹の粉を振り掛けておくと、臭いや水気を吸収してくれて便利です。
《三角コーナーを置かない》
私の家ではキッチンのシンクには三角コーナーを置いていません。
前は置いていたのですが、
置くとスペースが狭くなるし三角コーナーに付いたヌメリや汚れが
なかなか取れなくてもう何個処分したか分かりません。
そこで三角コーナーを置くのをやめて、
排水溝自体に直接生ゴミを捨てるようにしました。
もちろん排水溝にはネット袋をして
水は流しても生ゴミだけは溜めるようにします。
朝と昼の調理後は、
排水溝にフタをしておきます。
調理中はフタを開けて生ゴミがすぐ入れられるようにします。
そして夜の調理後、
食器洗いまで済ませたら生ゴミが溜まった排水溝のネット袋を取り出して
上に書いたように、まず水道の管に結んで吊るしておいて
シンクの掃除をしてる間に水気を切る。
毎日それの繰り返しです。
人数が多いご家庭だと生ゴミの量も多いでしょうから、
水道の管に吊るしても重みで落ちてしまったりするかも知れませんから、
そういう場合は別に生ゴミ自体をきつく絞って水気を出してから新聞紙にくるんだらいいと思います。
生ごみ臭を発生させない方法
生ゴミ臭は、
水気が完全に切れていないと臭いが発生しやすいので、
なるべく水気はしっかり切るようにした方がいいですね。
しかし、
未然に生ゴミ臭を発生させないようにしたいものです。
先の章でご紹介した方法でもずいぶん臭いは防げるのですが、
生ゴミを捨てる時から意識して捨て方を考えることも必要です。
《生ゴミ袋の下に新聞紙を敷く》
大抵は袋がいっぱいになるまで袋に入れっぱなしになると思いますが、
その時に袋の下から生ゴミの汁気がにじみ出ていることがあります。
気付いたら床が濁った汁気でべたべたになっていたりと
嫌な想いをしますね。
古い新聞紙を4つに畳んでそのまま袋の下に敷いておくと、
汁気が出てもすぐには床を汚さずに済みます。
《面倒でも生ゴミ袋の口は捨てない時は結んでおく》
これ面倒なんで言ってもあまりやらないと思うんですが、
生ゴミを入れるビニール袋の口は、
何もない時は常に結んでおくようにします。
ゴミを捨てる時だけ結び目をほどいて生ゴミを捨てるのです。
面倒でもこのくらい気を付ければ、臭いは防げるものです。
《口を開けっ放しにしない》
上の項目と連動しますが、口を開けっ放しにしないことです。
あなたの口じゃなくて生ゴミを入れた袋の口です(笑)
一番いいのは生ゴミを捨てるダストボックスなどがあれば、
捨てるたびにフタを開けるので、
何もない時はフタは締まっています。
この場合でもボックスの中のゴミの上に重曹を振り掛けて置いたりすると、
2重に臭いや水気を吸収できて良いですよ!
こうしたダストボックスがあれば、
ボックスのフタの裏に脱臭剤を貼っておくと
ずっと臭いを吸収してくれますので便利です。
生ゴミ臭を取るには脱臭剤と消臭剤どちらがいい?
上でダストボックスのフタの裏に脱臭剤を貼っておくと良いとお話しました。
この場合は、
「脱臭剤」が良いのです。
「消臭剤」では一時しのぎにしかなりません。
《脱臭剤と消臭剤の違い》
・脱臭剤=活性炭などが臭いを根本から吸着剤で吸着して臭いを消してくれます。
・消臭剤=臭い自体を中和させて臭いを抑えてくれます。
簡単に言うと脱臭剤は臭いを消し、
消臭剤は臭いを和らげるということでしょうか。
臭い自体を消す力はないということですね。
ですから使い方を間違えると、
「消臭剤したのに全然臭いが消えなーい」
というちょっととんちんかんな話になるのです。
消臭剤は臭いを消せません。
このことを知っておけば使い方を間違えませんので、
これだけでもだいぶ臭いが気にならなくなる可能性もあります。
それぞれの商品には説明書きがあり、
上記のような内容のことも書かれているはずなんですが、
割と皆さん読みません。
表の「消臭剤」とか「脱臭剤」と書かれているのだけ見て、
「あ、臭いを消してくれるのね」と認識し、
なぜかぜんぶひっくるめて「消す」と思っていらっしゃる。
一度、暇な時にでもじっくり商品の説明書きを読んでみてください。
読んでみると
「あ、なんだ、そうなの?」
と今更ながら発見することがあるかも知れませんよ。
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まとめ
生ゴミ臭は主に梅雨の時期から夏の間が一番臭いがきつくなる時期です。
臭いがきつくなるというより臭い自体は
寒い季節でも同じだと思うのですが、
寒い季節は生ゴミ自体が冷やされて、
ともすれば凍結している場合もあるため
臭いが発生しにくいのですね。
水気も一緒に凍ってしまいますから、
冬はビニール袋の底から生ゴミの汁気が出ていたことって
案外なかったのではないでしょうか?
部屋が暖められれば凍ったものも溶けるので、
それは汁気が出てしまう恐れがありますが、
そうでない限りは汁気が出てコバエが発生したということもありませんね。
冬にコバエってあんまり見たことありませんよね?
やはり気温が高いと臭いが上がってくるので、
コバエもやってくるわけです。
夏場の生ゴミ処理は以上のことを参考に対策してみてくださいね!