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干し椎茸の賞味期限は?カビのような白い物の見分け方

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暮らし

干し椎茸は乾燥しているので、
生の物に比べて長持ちして良い
保存食になりますよね。

しかし、
そんな干し椎茸にも
賞味期限というのはあります。

スーパーで買ってきたままの
未開封の状態であれば長持ちしても、
一度開封して長く放置してしまうと
白いカビのようなものが付着しているのが
見受けられるようになります。

今回は、
干し椎茸の賞味期限はあるのか?

カビのような白い物の正体や見分け方を
ご紹介します!

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干し椎茸の賞味期限

 

市販の干し椎茸の賞味期限

スーパーで売られている干し椎茸は、
一般的に1年の賞味期限が
設定されています。

保存状態が良ければ1年を超過しても、
極端に味が劣化するということは
ありません。

干し椎茸の品質や賞味期限は
JAS(日本農林規格)で、
袋にちゃんと明記するように
義務付けられているので、
気になる人は確認してみてください。

手作り干し椎茸の賞味期限

しかし、手作りで干し椎茸を作った場合は、
作った環境や保存状態にもよりますが、
1~2ヶ月が保存の目安です。

干し椎茸の保存方法

<市販の干し椎茸>
市販の干し椎茸を保存する場合は、
未開封の状態であれば
風通しの良い湿気の少ない冷暗所に
保存するのが最適です。

未開封の場合でも
より保存状態を良くするには、
未開封の干し椎茸を密封できる容器に入れて保存しておくと、
酸化を防ぐことができます。

密封度の高いジップロックの袋でも
大丈夫です。

<手作り干し椎茸>

手作りで干し椎茸を作った際、
丸のままで乾燥させた場合は
椎茸の厚みによっては中まで
しっかり乾燥しきれていないことも
あります。

椎茸は中に水分を含んでいるので、
大きくて厚みのある椎茸だと
同じ時間乾燥させても
ほかの物に比べて、
まだ中まで乾燥できてないことが多いです。

厚みのある椎茸は、
ほかの物より長めに乾燥させたり
保存袋に入れた時に一緒に乾燥剤を
入れておくことがおすすめです。

椎茸は天日干しで
約1週間ほど乾燥させると良いですが、
厚みのある椎茸は状態を見ながら
もう少し長めに干しておくようにします。

干し椎茸にカビ?白い物の見分け方

干し椎茸は

乾燥させてあるということもあって、
一見カビとは無縁のように感じます。

白カビのような物はカビではない

干し椎茸の表面に白い物を発見することが
ありますが、
実はこれはカビではありません。

「気中菌糸」という
椎茸を栄養源に成長する菌で、
この菌があるお陰で椎茸が育つのです。

そのため、
干し椎茸に白い物が付いていても
身体に悪い影響はありません。

緑や黒っぽい物はカビ

反対に、
椎茸の表面に緑色や黒っぽくなっている物はカビです。

白い物との違いは、
白い物は綿のような感じですが
緑や黒っぽい物は
さらっとした粉のような状態に
なっています。

そして、
腐敗臭もするので
こうなると食べられません。

カビを見分けるコツ

・緑や黒色である
・酸っぱい臭いやアンモニアの臭いがする
・ぶよぶよしてヌメリがある

このような状態が見受けられたら
完全に腐っているので、
食べないようにしましょう。

万一、
口に入れてしまった場合は
すぐ吐き出し軽く口をゆすいでください。

 

腐った椎茸を食べた場合の対処法

もし誤って
腐った椎茸を食べてしまった場合、
身体にはどういう反応が出るのでしょうか?

・腹痛
・吐き気  
・下痢

食べた量にもよりますが、
このような経験をした人もいます。


軽く食あたりになってしまったと
考えられますね。
またこのような人もいます。


少し食べた量が多いと
下痢になる傾向があります。

しかし椎茸の場合は、
ほとんど命に関わるような状態になることはありません。

大抵は24時間以内に
だんだんと症状は落ち着いてきます。

もし万が一、
症状が悪くなるようであれば
ただちに病院に行ってください。

その際、
食べた椎茸がまだ残っているようであれば
それも持って行って医師に見せます。

吐いてしまった時も、
嘔吐物を見せることで
適切な治療ができます。

未開封と開封後の干し椎茸の保存方法

干し椎茸は生の椎茸に比べて日持ちが良く、
保存食としても用いられます。

一般的に未開封の干し椎茸は
賞味期限を過ぎても食べられますが、
開封後の干し椎茸は
早めに食べきるようにしないと、
カビの繁殖を起こしやすくなります。

いずれも正しい保存方法であれば、
カビを防ぐことができるのです。

では、
未開封と開封後の干し椎茸の
それぞれの保存方法を見てみましょう。

未開封の干し椎茸

未開封であれば、
冷蔵庫に入れる必要もなく
常温で置いておいても問題ありません。

市販の干し椎茸には
袋の中に乾燥剤も入っているので、
開封してない間は
きちんと湿気が防げているので
心配ありません。

〇適した置き場所

未開封の干し椎茸を
置いておく場所としては、
なるべく高温多湿は避けたほうがいいので、
すぐに使わない場合は
キッチンのシンクの上の戸棚がベストです。

シンクの下は湿気が溜まりやすいので、
未開封で乾燥剤入りとはいえ
環境が悪いと開けた時に
既に味や見た目が悪くなっている場合も
ありますので注意が必要です。

開封後の干し椎茸

干し椎茸も開封してしまうと、
途端に外部の湿気や温度に影響を受けます。

元々乾燥しているので、
湿気は生の椎茸に比べて
非常に吸いやすいです。

干し椎茸を開封しても
まだ残っている場合は、
湿気対策はしっかりしないといけません。

〇開封後の干し椎茸の湿気対策
・ビニール袋やジップロックなどの
 袋に入れて空気を十分に抜いて
 密封する。
・乾燥剤も一緒に入れておくとより◎
・冷蔵庫や冷暗所で保存する。

干し椎茸の袋にも
「開封後はお早めにお召し上がりください」
と注意書きがあると思います。
開封後は
賞味期限もあってないようなものなので、
開けたら早めに
食べきることを心がけておきましょう。

カビは高温多湿の環境で発生します。

ですから
干し椎茸などの乾燥した食材は、
特に温度の低い場所で
吸湿させないことが重要になってきます。

少しでも湿気が残っていると、
見た目がそれほど変わらなくても
なんだか味がおかしいとか、
食感が悪い、
味からくる臭いがおかしいなどの
変化を感じるようになりますので
注意しましょう。

まとめ

 

〇干し椎茸の賞味期限は、大体1年ほど!
〇未開封の状態なら1年を超過しても
 人体に悪影響はない!
〇高温多湿を避けた冷蔵庫や冷暗所で
 保存する!
〇白い物の正体はカビではなく
 気中菌糸という椎茸と共に成長した菌で
 害はない!
〇腐った干し椎茸は、
 緑色や黒っぽく変色し腐敗臭がする!
〇万一食べてしまっても大抵の場合は
 24時間以内に落ち着くが、
 症状次第では病院で治療を受ける!