夏場になってくると、キレイにしているはずのキッチンからイヤな臭いが・・・
食器の洗い物をため込んでいることもないし、
生ごみは毎日捨てているし、
どこからこの臭いが来るのかわからず困っていませんか?
キッチンの匂いの元はいくつかの発生源があり、
それらが合わさってなんとも言えないキッチン独特の匂いになってしまうのです。
今回はこれらの厄介なキッチンの匂い発生源と臭い元を消す方法を
紹介していきますね!
キッチンの匂いはどこから?匂いを消す方法
いくつかのチェックポイントがありますので、
まずはキッチンの匂いの発生源を突き止めておきましょう!
・排水溝
・三角コーナー
・ゴミ箱
・プラスチックのタッパーなどを置いておく場所
・魚焼き機
匂いの発生源の確率の高い順に並べてみましたので、
上から順番に匂いをチェックしていきましょう。
排水溝や三角コーナーは常に水気のある場所で雑菌も繁殖しやすく、
臭いの発生源となりやすいです。
また、ゴミ箱についてはプラスチック製のゴミ箱の場合、
プラスチックがゴミの匂いを吸着して臭いやすくなります。
プラスチックのタッパーも保存していた食品の匂いが付きやすく、
洗っただけでは取れないので、
段々とタッパーを保管している戸棚などの中まで臭いがこもってしまいます。
先にも述べたように、キッチンの匂いといっても一種類ではないので、
それぞれの発生源ごとに臭いを消す方法をご紹介していきます。
キッチンの排水溝の臭い
キッチン周りの匂いの発生源第一位の排水溝は、
マメな掃除が一番の臭い対策となります。
排水溝では、細かい食品のカスや水と油の合わさった汚れが
ぬめりとなって排水溝の入り口やパイプの内側に溜まりやすくなっています。
週に1回程度の掃除で匂い臭いはほとんど気にならなくなるでしょう。
キッチンの三角コーナーの匂い
生ごみを溜めっぱなしにしていないからといって、臭いがしないとは限りません。
三角コーナーも細かい食品のカスが付いたままになりやすく、
特に下部分の裏側をひっくり返して見てみると
ぬめりやカビが発生していることもあります。
三角コーナー自体も排水溝と一緒に週に1回は掃除すると良いですよ。
臭いと汚れを一気に取るには酸素系漂白剤で付け置きしておくのが効果的です。
キッチンのゴミ箱の臭い
プラスチックのゴミ箱は一度臭いが付いてしまうと、なかなか取れません。
そこで始めから臭いが付かない対策が必要となってきます。
最も手軽で簡単な方法はゴミ箱の中に、
生ごみの様な臭いの強いゴミを入れっぱなしにしておかないことです。
それでも、他に移す場所がない場合もあるかと思いますので、
その場合は生ごみの水気をしっかりと切ってから、
新聞紙で包むなどすれば臭いが漏れにくくなりますよ。
他にもゴミ箱の蓋の裏に貼り付けるタイプの消臭剤も市販されていますので、
始めから付けておくと後が楽になりますね!
プラスチックのタッパーなどを置いておく場所の匂い
ほとんどのご家庭にあるタッパーもプラスチック製の物が多いかと思いますが、
カレーなどの匂いの強い食べ物を入れておいたタッパーは、
洗っても臭いが付いたままの場合が多いです。
この臭いの付いたままのタッパーを戸棚などにしまったままにすると、
戸棚の中に匂いがこもってしまうので要注意です。
タッパーは匂いをしっかりと消してからしまって置きたいですね。
そこで、タッパーなどのプラスチック製の容器などを洗う際に
塩をこすりつけるようにして洗うか、
濃いめの塩水に30分くらい漬けておくと匂いがなくなりますよ。
また、戸棚の中に重曹を入れた瓶を置いておくのも効果的です。
重曹には消臭効果と殺菌効果、湿気も取ってくれる役割もありますので、
キッチンの消臭にはピッタリです。
ある程度、湿気を吸ったなーと思ったら、
その重曹をキッチンやお風呂場などの洗剤の代わりに使えば一石二鳥です。
過去記事の重曹とクエン酸を使った安全な掃除方法
キッチンの匂いがこもらない上手な換気で臭いの予防
キッチン内をキレイに掃除しても、いつも食品が保存してあったり、
水気のある場所ですので臭いが完全に無くなることは難しいです。
しかし、キッチン内の換気を上手にすることで
ほとんど臭いが気にならなくなりますよ。
換気をする際に、いくつかポイントがありますのでご紹介しますね。
キッチンでコンロを使う際は強めの換気扇を回す
コンロで火を使う際は、油などが空気に混ざって
キッチン内に充満してしまいますので、
キッチンの壁や天井に油の成分が付いてしまいます。
キッチンの壁や天井に付いた油の成分が酸化すると
嫌な臭を発生したり、カビの原因にもなり
臭いの元になってしまいます。
火を使う時は油の混ざった空気をしっかりと外に出すように、
換気扇を強めにかけましょう。
一日一回は外気との換気をする
窓を開けて換気をする際には、
食器棚や食品保管庫などの全ての引き出しを開けた状態で行うのがおすすめです。
食器棚や食品保管庫などの中も、
夏場は熱や湿気がこもりやすく臭いが付きやすくなっています。
できれば朝のうちに夜に溜まった湿気を出す意味で、
換気すると効果的ですよ。
まとめ
いざ料理をしようと思ってキッチンに立つと
臭いが気になってしまうようではやる気が半減してしまいますよね。
まずは、毎日料理をしたくなる快適なキッチンを目指して、
今回の記事を参考にしてみてくださいね。
簡単な臭い対策ばかりですので、ぜひ実践してみてください。