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発芽玄米は子供が毎日食べてもいいものなの?玄米との違いと高い栄養価

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暮らし

小さなお子さんを持つお母さんは食事の味付けだけでなく、
成長に必要な栄養面も気になるところですよね!

ところが好き嫌いをしてお野菜をなかなか食べてくれなかったり、
お菓子ばっかり食べて肝心な食事をあまり取らないお子さんも
いるのではないでしょうか?

最近では雑穀やスーパーフードなどのブームもあり再び玄米、
さらに発芽玄米に注目が集まっています。

子供にも身体にいいものを食べさせたい思いから、
お母さん達の間でも気になられている方は多いでしょう。

今回はそんなお母さん達のために、
玄米と発芽玄米の違いや栄養価についてと
小さなお子さんが食べても大丈夫なものなのかを
メリットやデメリットまでしっかりご紹介お伝えします!

 

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発芽玄米と玄米の違い、発芽玄米の高い栄養価

そもそも玄米とは、稲を収穫して籾の中から取り出したそのままの米のことを指します。

玄米の「玄」には「暗い」、「色が濃い」という意味があり、
まだ精製していない褐色のお米ということになります。

普段私たちが食べている白米とは、
この玄米の周りに付いている褐色の部分の糠を取り除いた
中身の白い部分だけのことをいいます。

しかし、この取り除いている糠の部分にお米の栄養素が
ギッシリと詰まっているのです。

特に皆さんが野菜を食べることで摂取している
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。

つまり、玄米を丸ごと食べることでご飯と副菜の栄養が
ほぼ取れちゃうことになりますね!

さらに玄米とは精製されていない、籾から出したままの状態ですので、
つまりは稲の種ということになります。

実際玄米を水に浸しておくとちゃんと芽を出してきます。

この芽が出てきた状態を発芽玄米といいます。

では、発芽玄米の栄養素は玄米と同じなのでしょうか?

実は玄米が発芽玄米という状態になると、
発芽する際に必要な酵素や栄養が内部で増えることが分かってきています。

特に発芽するときに増加することが発見された
発芽米ステロール配糖体という成分は、
基礎代謝を上げ身体を作るのに期待できる成分として注目されています。

 

 

発芽玄米のメリットデメリット

ただ玄米を取るよりも発芽玄米を取る方が
多くの栄養素が含まれていることが分かりましたが、
他にもメリットなどはあるのでしょうか?

発芽玄米のメリット

食後の血糖値の急激な上昇を抑える低GI食品

発芽玄米には豊富な食物繊維と先に述べた発芽米ステロール配糖という成分によって、急激な血糖値の上昇を抑えてくれます。

急激な血糖値の上昇が起こると血管に負担がかかりやすくなり、
肥満や糖尿病への原因となってしまいます。

小さなお子さんでも甘い菓子や高カロリーなスナック菓子を食べる機会が多く
血糖値が高いままの状態が多くみられるので、
注意してあげたいですね!

ストレスを軽減する成分GABAが豊富に含まれている

GABAとはアミノ酸の一種で野菜や穀物などに含まれている天然の成分であり、
脳内でこのGABAが増えると興奮を抑える作用があることが分かっています。

発芽玄米にはこのGABAが白米の約10倍含まれています。

すぐにイライラしたり、怒りっぽいお子さんには
積極的にとらせとあげたい栄養素ですね。

発芽玄米のデメリット

白米、玄米に比べて美味しくない

実際に発芽玄米を食べている人の感想では、
炊き加減が難しく周りの皮の部分は硬いのに
中の芯が柔らかくべちゃっとしているなど、
食感が良くない意見が多いです。

どんなに栄養満点でも美味しくなければ、長続きしませんよね。

さらに食べて欲しい対象が子供ならなおさらです。

一度美味しくないと思うとなかなか次回から食べてもらえなくなったり、
食事そのものを嫌がるようになります。

親の過度な押し付けは控えて、毎食は避け、
調理方法を工夫するなどしましょう。

自分で発芽させると手間がかかる

市販でも発芽玄米は売っていますが、
日々の食事に取り入れようと思うとお値段がたかかったりしますよね。

ですので、玄米を買ってきて自分で水に浸けて
発芽させている方のほうが多いでしょう。

発芽させるために必要なのは玄米と水だけで済むのでお手軽のようですが、
ご飯を炊く数日前から水に浸けて発芽のタイミングを計らなくてはなりません。

急に必要となっても発芽しているのが無くてすぐに用意できなかったり、
水に浸けていたのをすっかり忘れてしまって
漬けすぎて駄目にしてしまったりすると、
面倒に思えて続かなくなってしまいます。

まめに管理できて比較的時間にゆとりのある方には
自分で発芽玄米を作ってみてもよいでしょう!

 

まとめ

日々の食生活で家族の健康が作られていると思うと、
より栄養のある良いものを取り入れたいですよね。

玄米だけでなく、発芽玄米にも非常に高い栄養素が
含まれていることが分かってきましたので、
ぜひこれからの食事にも取り入れて行きたいものです。

小さなお子さんには食べにくい味かもしれないですので、
毎日ではなく週1,2日という感じで取り入れていくといいですね!